インナーマッスルの優先順位

体の中でどの部分を優先して鍛えるべきか?ということは、人それぞれの目的によって違いがあると思います。

例えば手先や指の動作を力強く正確に行いたい人の場合は、脚よりも前腕のインナーマッスルを優先的に鍛えるべきでしょう。

しかし、
「とりあえずインナーマッスルの筋トレを始めてみようかな~」
という場合に、この優先順位を決めるのはなかなか難しいと思います。

だからと言って、最初から全身を網羅する筋トレメニューを組もうとすると、時間と労力がかかりすぎて挫折することになりかねません。

というわけで今回は、管理人の個人的な見解によって、インナーマッスル筋トレを行う場合の部位別優先順位を決めてみたいと思います。

優先順位A:肩関節

肩はあらゆる関節の中でも最も複雑な動きをする部位で、障害のパターンも多彩です。

四十肩、五十肩を防止するためにも、スポーツの障害を防止するためにも、全パートの中で最も最初に取り組むべき部分だと思います。

優先順位A:肩関節

また、経験則で言うと、「違和感が無くなった」「動かしやすくなった」「傷めにくくなった」という事を実感しやすいのも、肩のインナーマッスル筋トレの特長です。

優先順位B:股関節

肩ほどではありませんが、股関節も日常生活やスポーツなどで痛めることの多い部位です。

優先順位B:股関節

また、股関節の動きが悪いと、膝にも負担がかかることになるので、膝の障害を防止するためにも適度に鍛えておいたほうがいいでしょう。

優先順位B:腹部

体の軸になる部分なので、姿勢を安定させたり運動能力をアップさせたりする上では重要になります。

また、腰椎は体幹部筋力に助けられているので、腹部のインナーマッスルが弱いと、腰を痛める確率も高くなってきます。

優先順位B:腹部

そういう意味では非常に優先順位が高いのですが、初心者にとってはややとっつきにくい(力の入れ方のコツを覚えたり、効果を実感するまでに時間がかかる)トレーニングなので、とりあえず3番目とさせて頂きました。

優先順位C:前腕

当サイトで紹介しているインナーマッスルトレーニングのパートの中では、最も体の末端に近い部分にあたるのが前腕です。

優先順位C:前腕

ラケットスポーツなどで前腕を駆使する場合はしっかり鍛えておくべきですが、肩や股関節、体幹に比べると優先順位はやや低くなるでしょう。

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP